一般社団法人 日本小児リウマチ学会

一般社団法人 日本小児リウマチ学会

ACTIVITIES学会活動

PRICURE-COVID-19ついて

みなさまへ

PRICURE-COVID-19研究は、研究予定期間が終了致しました。
収集したデータに関しましては内容を解析し、本学会HPにて公開予定です。
ご協力頂きました皆さまに深く感謝申し上げます。

日本小児リウマチ学会感染対策委員長 佐藤 智
2022/1/16






医療関係者のみなさまへ

  PRICURE-COVID-19へ症例を登録いただくためには、PRICUREと共通の登録医師IDの取得が必要になります。この登録医師IDは登録する患者さんを診療している医療機関と紐付けされるため、複数の医療機関で診療をされている先生は、それぞれの医療機関での登録医師IDの取得が必要となります。また一度取得いただいた登録医師IDは勤務先が変更となった後でも有効なので、一度登録いただいた症例の参照は可能です。

 登録医師IDを取得するには日本小児リウマチ学会会員であることが必要です。要件を満たしていない先生におきましては、日本小児リウマチ学会に入会いただき登録医師IDの申請をお願い致します。

また、以下に説明と同意書・アセント文書をご用意させて頂いております。ご活用下さい。


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患者さま、ご家族さまへ

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における多施設共同前向き観察研究」

 研究の目的;2019年12月より中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(以下;COVID-19)が世界各地で流行しています。日本においても発症者も確認されてきています。臨床的には潜伏期間(2週間以内)を経て発熱や咳嗽を主訴に発症し、重症例は肺炎に進行し死亡率は1-2%と推定されています。 肺炎の重症化のリスクとして高齢者、糖尿病、高血圧があります、その他基礎疾患を有する事や、免疫抑制剤による治療中の場合も重症化のリスクと考えられています。しかし、小児感染者報告では、成人に比べ重症化を来しやすいとの報告はされていませんが、本邦における小児症例の臨床経過・重症化リスク・予後は未だ不明です。
 本研究の目的は、小児リウマチ性疾患児、小児におけるCOVID-19の臨床形態・重症化リスク・予後を解明することです。
 COVID-19の実態把握をすることは、今後の小児COVID-19において感染予防や外来・入院における管理、治療計画の作製、予後の予測など実臨床に非常に有用と考えられます。

  1. 研究の方法;小児COVID-19の介入を伴わない多施設共同前向きケースコントロール研究(前向き観察研究)
  2. 研究期間
        登録期間:臨床研究等倫理審査委員会承認後~2020年12月31日
        追跡期間:臨床研究等倫理審査委員会承認後~2021年12月31日
  3. 研究に用いる資料・情報の種類;観察項目;患者背景、バイタルサイン、血液検査、画像検査、治療内容、合併症、リウマチ疾患(その他基礎疾患)増悪の有無
  4. 外部への資料・情報の提供、研究成果の公表;研究結果の公表、研究で得られたデータは、日本小児リウマチ学会のホームページを使って公開。研究結果は、関連学会(日本小児リウマチ学会、日本リウマチ学会、日本小児科学会、日本小児感染症学会等)、学術雑誌等にも公表。
  5. 研究組織;埼玉県立小児医療センター感染免疫・アレルギー科、日本小児リウマチ学会感染対策委員会
  6. お問い合わせ先・研究への参加を希望しない場合の連絡先
    研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
    また、資料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2021年 12 月 31日まで下記の連絡先へお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

埼玉県立小児医療センター
医事担当(代表048-601-2200)