小児リウマチ性疾患は、成人リウマチ性疾患と同様に、生物学的製剤をはじめとした医療の進歩により、機能予後・生命予後の著明な改善が得られるようになりました。その結果、小児期のみならず、成人期に至るまでの、症状や生活の質の改善をめざした専門性の高い治療指針への理解が求められています。その第一歩が「発症早期における、適切な診断と初期治療」であることに変わりはありません。しかし、本邦の小児リウマチ専門医の数は少なく、かつ地域偏在がみられます。適切な診断と初期治療を提供可能な小児科医を育成することは本学会の主要な責務です。

　その目的達成のため、本学会は小児リウマチ性疾患の病態、標準的な治療方法や新規治療薬に関する基本的な技術・知識習得を目指した小児リウマチ研修会を開催してきました。今回、第10回小児リウマチ研修会を行います。これまで取り上げる機会の少なかった若年性皮膚筋炎、高安動脈炎を中心にすえ、参加者と講師との双方向性のコミュニケーションによる症例検討を行います。開催は全国より気軽に参加できるようにWEB形式で、講師は過去の小児リウマチ研修会で育成された小児リウマチ医が務めます。皆様のご参加、熱い議論を期待いたします。

主　催：日本小児リウマチ学会 教育・資格認定委員会

開催日：2023年6月3日(土)12：55～17：00（予定）／6月4日（日）10:00～13:00（予定）

開催形式：Webexにて配信

参加者：小児リウマチに興味をもっている医師、登録制

　＊以前に小児リウマチ研修会に参加された方も応募可能です。

参加費：2,000円（初期研修医は無料）

参加形式：

1.症例検討会への参加（28名）

2.聴講のみ参加（先着順100名）

＊1または2を選択してお申し込みください。

【参加申し込み先：】

Peatixの下記イベントページよりお申込みください。

https://peatix.com/event/3546473