一般社団法人 日本小児リウマチ学会

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TOPICSトピックス

機関誌編集委員会から会員の皆様へ

2022年12月20 日

日本小児リウマチ学会 会員各位

 「小児リウマチ」誌への投稿は,2022年度からオンライン査読システムScholarOne Manuscripts™(S1M)に移行しました。それに伴い,従来は投稿時に添付していただいていた「投稿チェックリスト」は査読システム内のチェックリストを活用できるようになりましたので、PDFの添付は必要なくなりました。ただし、「著者の利益相反申告書」は学会HPの投稿ページからダウンロードしていただき、従来同様、PDFを投稿時に添付していただくようお願い申し上げます。

 「小児リウマチ」誌では、抄録と図表を原則英語表記にすることを投稿者にお願いしており、その甲斐あってか海外から本誌内容の引用依頼や教育等への転用依頼などを受けるようになり、国外からも注目されております。今後も国内だけでなく、海外にも発信を続けられるよう、委員一同尽力して参りたいと存じますので、引き続きご理解とご協力のほど重ねてお願い申し上げます。解説論文を執筆される方にも同様のご協力を賜れば幸いに存じます。

 また、倫理規定が厳密化され、論文のデータや記述の盗用などの問題は今まで以上にクローズアップされるようになりました。本誌掲載の論文も他誌に自己剽窃された問題が発覚し、今後3年間、その著者の筆頭・共著を含めた一切の論文の受付・掲載を行わない措置を取りました。皆様はAPRINやICRなどのe-learningで臨床研究に必要な知識を勉強されていると思いますが、学会員の皆様の更なる意識向上をお願いしたいと思います。

 それに関連して、ICMJE(International Committee of Medical Journal Editors、医学雑誌編集者国際委員会)のサイトやCOPE(Committee On Publication Ethics,出版倫理委員会)によるガイドラインも一緒にご活用いただければ、一層の知識の定着に役立つものと思われます。さらに論文盗用の予防のため、剽窃チェッカーの導入も検討しております。今後も「小児リウマチ」誌の発展のためにご協力を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

2022年12月20日
日本小児リウマチ学会 機関誌編集委員会