若年性特発性関節炎に対するアセトアミノフェン使用に関して

2019年11月02 日

厚生労働省「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬の要望募集」に対して本学会より提出しておりました「若年性特発性関節炎に対するアセトアミノフェン」の適応拡大に関しては、アセトアミノフェンの効能・効果として「小児領域における解熱・鎮痛」が既に付されており、若年性特発性関節炎への適応は既存の効能・効果の範囲内であることが厚労省との協議のなかで公式に確認できましたので、あえて要望書を提出する必要がないとの見解に至りました。 今後、若年性特発性関節炎の解熱および鎮痛に対してアセトアミノフェンを使用する場合には、アセトアミノフェンの用法用量に従って適正使用して戴きますよう、宜しくお願いします。

第39回 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議資料

日本小児リウマチ学会　理事長
森　雅亮